お問合せの1件1件が嬉しい｡
これが反響営業か。

前職は金融機関の法人営業でした。こちらからお客様にアプローチをかけ金融商品を販売する仕事で、いわば足で稼ぐ営業スタイル。自分にとって本当にやりたい仕事かというと、自信はありませんでした。そんなとき、新昭和で営業として働いていた幼馴染みから、仕事の話を聞いたんです。友人は営業成績も良く、やればやるほど成果に結びつくことにやりがいを感じているとのこと。「マイホームを持つ」というお客様の夢を叶える仕事なんだという話にも惹かれました。活き活きと語る姿に心を動かされた私は、その後面接を受け、入社することになりました。 分譲住宅の営業は、資料請求やお問い合わせをいただいた一般のお客様に対してアプローチする反響営業です。飛び込み営業などはしません。まず、自社サイトや住宅情報サイトにて、担当する分譲地の魅力を訴求。自らバナー画像の作成やアピール情報の掲載を行います。そうした工夫が実り、狙い通り反響をいただけたときはものすごく嬉しい。Webマーケティングや下準備といった戦略的なアプローチが結果につながる営業スタイルに、大きなやりがいを感じています。 お問い合わせをいただいた後は、電話やメールでお客様の基本情報、希望エリア、入居時期、資金計画などをヒアリング。できるだけ詳しく確認することで下準備の精度を上げ、後日お打ち合わせと内見に臨みます。お客様が物件を気に入り、資金の目処が立てばご成約となります。私個人のご成約件数は月1棟くらいのペース。お客様の幸せに立ち会える、最高に嬉しい瞬間です。

住宅営業は、
ドラマチックで幸せな仕事｡

住宅営業という仕事は、ときにドラマチックです。販売物件の前で掃きそうじをしていた、ある日の夕暮れ時。ゆっくりと走る1台のクルマが私の前で停まりました。「まだ内見できますか･･･？」そう尋ねてこられたのは、入籍を間近に控えたカップルのお二人。その日、不動産仲介のお店で賃貸マンションの物件を予約し、帰り道にたまたま「分譲中」という横断幕が目に入り立ち寄ったのだといいます。 内見いただくと、お二人とも大変気に入ったご様子でした。「キッチンが広い！さっき見てきた物件よりずっと。これなら俺も料理しちゃうかな」とご主人。ただ、1時間ほど前までは家を買うつもりなんてなかったのですから、お客様はもっと検討材料をお求めのはず。そこで、今ならまだぎりぎり住宅ローン減税を活用できること、ご成約特典としてカーテンや照明もおつけできることを伝えました。さらに、この2日後に両家顔合わせの食事会を予定されているとのことだったので、「お二人のご両親にも内見いただくのはいかがですか？」とご提案したんです。 このご案内が後押しとなり、2日後、正装でお越しいただいたご両家の皆様からも「いい家だね」と評価をいただき、ご成約へ。入籍直前に憧れのマイホームに住まわれることが決まったのです。今回の偶然の出会いと、お二人の幸せそうな笑顔は、私にとって忘れがたい思い出になりました。

楽しく働けているのは、
上司や先輩のおかげ。

金融の法人営業から、住宅の営業へ。やりがいを感じる一方で、もちろん苦労したこともたくさんあります。初めてご成約いただいた案件では、私の確認不足で銀行からのローン審査に時間がかかり、お客様に不安な思いをさせてしまったこともありました。説明資料の作成についても、お客様に響く内容がうまくまとめられず、何度も壁にぶつかってきました。こうした窮地でいつも力を貸してくれたのが、上司や先輩の皆さんです。自分は独りじゃない。チームのおかげで、楽しく仕事ができているんだ。そう感じる場面がよくあります。 プライベートでもかわいがってもらっています。ボーリングやダーツ、ゴルフ。先輩・後輩関係なく、ライバル心むき出しで勝負を挑むのが最高に楽しい。ここで育まれた仲の良さが、ふだんのチームワークにつながっています。今後の目標は、数十人いる分譲営業の中で、トップセールスになること。もっともっと勉強して、先輩たちから学び、この目標に近づいていきたいですね。